2015年 12月 30日
昨日12月29日は、ナラのテーブルを東京・田端のTさんのお宅へ納品に。 陽が燦々と降り注ぐ2階のリビングに置きました。 こんなに明るくて温かな場所の真中に置かれて、このテーブルも本望です。 脚は前回のクリテーブルと同じ八角形ストレートの73mm角ナラの一本ものの4本脚。 短辺にも座れるようにほぼ四隅ぎりぎりに取り付けた。 構造設計専門の設計士さんでもあるTさんに、思ったよりもかなりしっかりしてますねと言っていただいた。 こんなに陽があたって、温まって上側が伸びて反るかしら。 それとも、上側が乾燥して反対側に反るかなぁ。 いまが気持ち上反り気味になってるので、まあ垂れることはないだろう。 それに30mm厚みの天板のこの重さだから、がたつくこともまずないでしょう。 時間がたつごとに、陽に焼けて、まだ白っぽい天板の色が飴色に染まってくることだろう。 ご自分でも木でいろんなものをつくったりされるTさん。 2時間も長居をしていろんな話をさせていただきありがとうございました。 帰りは20代の頃に住んでいたあたり、目白通りから新目白通り、山手通りを通って帰ってきました。 ほぼ30年ぶりに通る目白通りは、何もかもすっかり変わっていて、初めて通る道のようでした。 あの頃住んでいた南長崎のアパートから目白駅までの約30分の道のりを、いろんな思いを抱えて歩いたのでしたが、 目に触れるものはすべて移り変わり、残るのは思い出のなかだけです。 ああしかし、車で行けども行けども街、また街。東京はどうしてこんなに大きいのだろう。 そこにこれでもかというくらい、たくさんの人、また人です。 常に新陳代謝を繰り返して、東京という大都会は生き延びているようです。 そこにもひとりひとりの、そして一千万の暮らしがあります。
by kobo-tan
| 2015-12-30 12:36
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