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2013年 05月 28日 ( 1 )


2013年 05月 28日

ER に夢中だった



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今日Facebookの友達の投稿で映画用の撮影カメラに装着して使う「ステディカム」の記事が出ていたので、
自分の知ってることを矢継ぎ早にコメントしてしまった。その中で、ステディカムを多用した作品としてまず思いだす、
しばらく前にとうとう終わってしまったアメリカのTVドラマ「ER緊急救命室」のことを書いたら、なんだか次々とその映像が思い出されてしまった。

ほとんどの方はご存知かと思うけれど、このドラマは本国アメリカで、1994年から2009年まで、日本では1996年から2011年まで15年間にわたって放送された医療ドラマで、
題材、内容、俳優、音楽、演出スタイル、スケール、製作者の志、あらゆる面においてこのドラマを超えるものはこれから先も現れないだろうとぼくは思っている、そんなTVドラマを超えたドラマである。
1st seasonから Final season まで、たぶん見逃した回はないと思う。見逃したくなかったので、おそらく全部見た、と思う。

youtubeで思い出して、また3本ばかり抜粋シーンを見た。
見たひとにはすぐわかると思うけれど、ぼくはいまだに、マーク・グリーンが亡くなった時の回を見ると涙が出てきます。
ファイナルシーズンの特別版で各俳優のインタビューがあり、グリーンの妻のエリザベス・コ―ディ役のアレックス・キングストンが、
グリーンが亡くなった時の回のことをインタビュアーに訊かれて、その話は勘弁してほしい、いまだに泣いてしまうからと、ほんとうに涙ぐんでいたのを見て、
役者がそうなんだから見てる方が泣いてしまうのは無理もないことだと思ったものでした。



グリーンの亡くなるシーンは悲しすぎるので、これを。




もうグリーンは明日からここには来ない。
カメラがいちいちグリーンの見た眼になって表現する。
その的確さがたまらない。





ほんとうに、
このドラマにはすべてがあった。





追記)
このドラマの製作者、スタッフには、このレベル、このグレードは確実にクリアしなければならないというラインがある。
だから、どのショットにも、どの画面の隅にも、どの一瞬にも意味があり、何度見ても、見飽きることがない。
このドラマに関わるスタッフ全員がその意識、そのレベルを共有している。この全員が、というところがすごい。そこにアメリカの映画界、、
ドラマ制作の世界の底力、良心を感じる。それを彼らはだれることなく、15年間継続した。これは奇跡的なことだ。
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by kobo-tan | 2013-05-28 15:54 | 映画・ドラマ | Comments(0)