つくりものがたり

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2010年 11月 30日

CDラック ~部材つくり~

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CDラックのフラッシュした部材もだんだんたまってきました。

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難航していた正面扉4枚の無垢材組み合わせですが、
微妙な色合いの差や虎斑の多寡が出てうまくまとまらなかったので、
結局新たに4枚削り出し、虎斑が少なめで、目も比較的通っているものを表に集めて、
すっきりした扉にまとめました。

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こちらは天板。(写真は裏面の細工中)
天板は600mm近くあるので、無垢天板の奥行き方向の収縮を止める試みとして、
今回天板もベタ芯の無垢材フラッシュにて製作しています。
フラッシュの特性として表裏を同条件にしてあげないと反りが出るため、
裏にもナラ無垢6mm薄板を貼ります。
裏はまったく見えませんが、失敗しないためにはやはりこれをおろそかにはできないのです。
簡単に済ませようとして5.5mmのラワンベニヤなど貼ったら、
表の堅木のナラに負けてしまい、反っくり返ってしまうはずです。
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by kobo-tan | 2010-11-30 23:47 | 製作過程 | Comments(0)
2010年 11月 29日

無垢材フラッシュ 続き

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パネルの幅に合わせて組みあわせた3.5mmのナラ無垢材を
2.5mmのラワンベニヤにまず練りつけます。

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プレスする際にずれないように貼ったテープをはがして、
テープののりのベタベタをシンナーでよく拭き取って

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120番⇒180番の順でサンダーをかけて仕上げてから、
9mmの芯材で組んだ芯に再度練りつけて
21mm厚の無垢材フラッシュパネルができあがります。
突き板のフラッシュに比べ、なんと長い工程であることか。

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こちらは、棚板や天板・地板の芯組。
幅広の芯は、スライドラックのレール用。
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by kobo-tan | 2010-11-29 23:27 | 製作過程 | Comments(0)
2010年 11月 28日

無垢材フラッシュ

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これから扉とオープン部分のパネルで無垢材のフラッシュ加工をするため、
ナラの柾目板を3.5mmまで削っていきます。

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まず、バンドソーでナラ板を縦に5mmほどの厚みに割いてこの薄い板材を40枚(!)ほどつくります。

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1枚割いては残りの板を手押しカンナで平面を出し、また割いては・・・をくりかえし40枚。
けっこう危ない作業でもあり、これは手間がかかります。
1日仕事です。

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片面仕上げの割き板ができたら、こんどは裏を自動カンナで削って3.5mmまで落とします。

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ナラ柾のシンボル、虎斑(とらふ)もくっきり浮き出ています。

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さあ、出来上がった40枚をどんなふうに並べるか・・・
パズルが始まります。
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by kobo-tan | 2010-11-28 23:25 | 製作過程 | Comments(0)
2010年 11月 28日

かなり複雑で凝ってます


盛りだくさんなCDラック収納をつくります。
W2002, D585, H2159 の壁面収納のなかに、CDスライドラックが4つ、抽斗が24杯あって、
外化粧はナラ柾のムク、しかも扉はナラムク削りだしのフラッシュ仕上げと豪華です。

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定石通りに、まずは「バカ棒」(さまざまな寸法を原寸で書き込んだ定規棒)を、念を入れてつくります。
とにかく複雑なので、バカ棒は、ひとまとまりの家具としてはこれまでの最多の5本!
これを昨日、ほとんど1日かけてつくりました。

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なぜ1日もかかるのかというと、これを書きながら、頭の中で完成までのシミュレーションをしているというか・・・
とにかく考えるわけです。
別に、無理して考えてるわけじゃなくて、図面見ながら原寸を書きこんでいると、
おう、ここはどうなるんだ?とか、ここもうちょっと簡単にできないかな?とか、おっとここに開口があるじゃんとか、
じつにさまざまな想念が去来してまいります。
それらの発見をバカ棒に正確に記入し、(バカ棒がまちがえてたらアウトですから)湧いてきた疑問点をとりあえずすべて解決し、
確実な製作方針を決めるまで、難しい家具だったらやはり1日はかかるのです。
この時間はとても大切で、これをやっておかないと間違えるし、結局もたついてなかなか進まないということになる。

ある程度考えたら、実際につくり出してみないとその先が見えてこないという家具や什器も確かにありますが、
そのへんの判断は経験というか勘というか気分というか、それがわかるようになるために何百台も家具を作ってきたようなもんで。
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by kobo-tan | 2010-11-28 00:36 | 製作過程 | Comments(0)
2010年 11月 04日

変形のラワンテーブル 2

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天板の木口は5mmのナラの挽き板をまわしています。
このテーブルは黒く着色したのちオイル塗装で仕上げます。
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by kobo-tan | 2010-11-04 22:52 | 製作例 | Comments(0)
2010年 11月 02日

変形のラワンテーブル

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変形の6角形テーブルをつくります。

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天板は24mmのラワン合板。

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脚は対角線の方向に斜めで、しかも「転び」があります。
ぴったりの角度をさがします。

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脚はナラの無垢材でつくります。

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ビス留め、ダボ埋め仕上げ

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脚まわりはこんなふうに補強しています。

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つづきは次回に。
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by kobo-tan | 2010-11-02 22:49 | 製作過程 | Comments(0)
2010年 11月 01日

じゅうぶん広かった

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2週間前にテーブルを納めさせていただいた大庭のKさんが、私たち一家を夕食に招いてくださった。

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皿が並ぶ前の食卓は、もうじゅうぶんに居間になじんでいるふうで、おおきな顔をしていた。

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納品して数日後にKさんから頂いたメール。
「…帰宅すると、テーブルの存在感が感じられます。
こうやって慣れていって生活の一部になっていくんだろうと想像しています。
重いですが、とても広くなって使いやすくて大満足です。」

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お正月がきたかと思うくらい盛りだくさんのお料理でもてなしていただいた。
どれもこれもおいしかった。
でも、Kさんの家族4人とわたしたち5人、うち子供は5人だけど計9人がこのテーブルのまわりに坐れてしまったのにはちょっとおどろいた。
長さは1600mmでも幅が900mmあると、やはりじゅうぶんに広いのです。

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うちの末娘がこの秋七五三なので、奥様がおいしいちらしずしのケーキをつくってくださった。
お心遣いありがとうございました。
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by kobo-tan | 2010-11-01 23:52 | ものがたり | Comments(0)