つくりものがたり

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2017年 08月 22日

ステンレスと木下地を合体



鎌倉S邸の巨大キッチンカウンタートップ。
ステンレスのハカタ産業さんと赤帽の中野さんの予定がやっと合い、
ステンレスと木下地を合体。
ハカタさんのステンレスも、私が作った木下地も、設計の森さんの図面に従って作ってはいるものの、
合わせるまでは、ピッタリ合うかどうかひやひや……

でもピッタリ合っていた。よかった。
今回2600mm四方のコの字型という大きさとともに、解放部分のエッジが「シカル曲げ」という、
7mmの厚みで2段折りになっているので、その薄いエッジ部分を支えるために、
下地の上側は5.5mm合板を、2mmのクリアランスを見て19mm出っぱらかした。
要するにかなり寸法的にシビアな代物だったので、そのエッジが2mmのすき間で、
ピッタリはまっていたのでほっとした。

さあ次は鎌倉長谷の現場搬入、しかも2階だ。

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by kobo-tan | 2017-08-22 16:09 | 製作過程 | Comments(0)
2017年 08月 15日

大竹伸朗という生き方


美術の方には疎くて、このひとの展覧会にも行ったことなくて、
恐ろしく膨大な作品群とも対面したことがないんだけど、
youtubeにある動画から、まずこのひとの人間性に触れて大好きになった。
自分の思いをとことんまで信じて、自分と心中してやるぞ、くらいの覚悟で、
毎日を生きてゆく。
いい。
すごくいい。



4年前にも大竹伸朗さんの記事書いていて、
なんか同じようなこと書いてんだけど。



大竹さんを見てるとなんか自由になった気がして、
人生楽しくなってくる。




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by kobo-tan | 2017-08-15 13:32 | つぶやき | Comments(0)
2017年 08月 14日

巨大なステンレストップの木下地をつくる

始まった鎌倉のS邸キッチン。
開始早々超難物の2600四方のコの字型ステンレストップ。その木下地を作る。
に作って入れておかないと2階キッチンに入らなくなってしまうからだ。

ステンレス先端を二段階に曲げて厚みを薄く見せる複雑な仕様。
設計士の図面読み解きから始め、施工図を描き、前後左右、3か所ある開口の寸法も何度も確認。
ステンレス屋さんにでき上がっているステンレス部分と食い違いが出ては目も当てられない。
この大きな、部分的に細い桟でしか繋がっていない物体をしっかり固めるには、ボンド接着プレスが必須。
本体を3っつのパーツに分けて芯組み、5.5mm合板を両面に糊付けプレス、その3パーツを1つずつ接続しては、
この建具用の小さなプレス機に、先端を支柱から出したりしながら入れてプレス。
だんだん重く動かなくなってくるのに耐えながら、それを4回に分けて行い全部をつなげた。
ほぼ一週間がかり。今の重さ約60kg。
プレスに入れるごとに汗だくになり、今日はTシャツ4枚替えた。

最初は出来るかどうか全く確信がなかったが、やりながら突破口が見えてきて、なんとかやりおおせた。
我ながら、全部一人でこの小さなプレスでよくやった。

これを平塚のステンレス屋に持っていくのに赤帽さんのトラック調達して、
さらにガラス屋のトラックの荷台にあるような立て掛けるための大きなジグを作らないと運べない
ステンレスと一体化すると約120kg。搬入経路は思い描いてはいるが、これを何人でどういう持ち方をして、
う2階に引き上げれば、所定の場所にたどり着くのか……
だまだ道半ば。


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by kobo-tan | 2017-08-14 15:23 | 製作例 | Comments(0)
2017年 08月 03日

4年越しの仕事

最初にお話しをもらったのは2013年の6月。
それからいろんなことがあって、やっと動き出したのが去年の6月。
足掛け4年とひと月かけて逗子のお宅のリフォームが完成した。

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せまい廊下にこの大きな折れ戸が使いづらいということで、
折れ戸一枚を撤去し、他の折れ戸を裏にスチールプレートを取り付けて折れ戸でなく引戸に変え、
撤去した一枚分のスペースを区切って棚板収納にし、プッシュオープンの扉を付けた。

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ヒンジにハ―フェレのプッシュオープンヒンジを使っているので、扉の真中あたりを押すとびよーんと開く。
なんせ通路が狭く、大きな扉が撮りづらく、開いたところは撮りそびれてしまった。


メインはこちらの大きなリビングの壁面。
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もとはここもこんな大きな、しかもなんだか図書館みたいなツキ板の折れ戸だった。
それをTVボードの焦げ茶色に合わせた、濃い色の飾棚収納にしたいということで…
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三面図ではなかなかイメージが伝わらないようなので、最後は頑張ってこんなパース図も描いて、
やっと施主さんのイメージ通りの形に到達して作ることができた。
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ウォ―ルナットの突き板で作り前小口は無垢材、塗装はオスモのウッドワックスオパークの黒拭取り仕上げ。

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こっちから見ると以前はこうだったのが、

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こんなふうになった。

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エアコンルーバーはタテ格子が37本。通風がよいように裏の方は大きく斜めに面を取ってあります。
タモの無塗装。ビスも釘も使わず接着剤のみで組んでいます。
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抽斗の取っ手には、家具デザイナー・小泉誠さんデザインの黒革の取っ手。
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by kobo-tan | 2017-08-03 19:14 | 製作例 | Comments(0)