2010年 06月 28日
平塚職業訓練校木工コースの級友で、こちらが忙しい週末などに手伝いをお願いしたりしている 得難い友人の高橋君が勤めるパイプオルガン工房 マナ オルゲルバウ 彼が製作にかかわった十数年の中でも最大級のパイプオルガンを仮組中とのことで、 きのうの日曜日、家族で見学させていただきました。 いや、大きいです。 6mほどもある工房の天井にもつっかえるので、最上部は仮組できず、現場で本番だそうです。 間口も6m、奥行きも2m以上あったでしょうか。 これを作るのにいったい何枚の図面がいるのでしょう。 この複雑さ この精巧さ 5人の職人さんが10か月がかりで製作にあたり、8月に神戸の教会に、10日以上かけて現場組み立てし、納めるそうです。 上の写真は、高橋君が作った本体右側内部の重要部分で、いろいろと説明してもらったのですが、ぼくら素人にはよくわかりません。 しかし、そのたいへんさだけはよくわかる。 裏側から見た「中層部」 裏側から見た「上層部」 現場でこの上にさらに木のやぐらがのっかるとのこと 鍵盤部分はドイツからの輸入品で、それぞれから出ている細い金属の線を この工房でつくった細い木の部分(青い所から上)につなぐのだそう。 すごすぎる。 いや、素晴らしいものを見せていただきました。 大きなホールの巨大なパイプオルガンは、ドイツなどの会社が受注する場合がほとんどらしいですが、 このマナ オルゲルバウは、いまや中堅クラスのパイプオルガンを新規で作っている日本で唯一の工房だということです。 ちなみに、このオルガンは小さめの家2.5軒分ほどのお値段ということでした。 圧倒されて、高橋君に写真に入ってもらうのを忘れてしまいました。 高橋君、ごめんなさい。
by kobo-tan
| 2010-06-28 20:26
|
アバウト
カレンダー
最新の記事
カテゴリ
以前の記事
2018年 07月 2018年 05月 2018年 04月 2017年 08月 2016年 04月 2015年 12月 2015年 10月 2015年 08月 2015年 06月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 フォロー中のブログ
その他のジャンル
外部リンク
記事ランキング
画像一覧
|
ファン申請 |
||