つくりものがたり

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2013年 04月 12日

縮めろ、ってか?



このところ仕事がわりと切れ目なく繋がって、ばたばたと日にちと追いかけっこをしている間に、ちょうど一か月ブログを更新しないで過ぎてしまったわけで、
これはもう、閲覧者数は一日4~5人になってるに違いないと確信していたのだけど、久々に見てみるとその数はさほど減ってはいなかった。うーん、これはどういうことなんだろう。
エキサイトのレポートで、見てくれる人の数こそわかるものの、一篇のコメントも返ってこないこのブログを書き続けるのも、希望のない毎日の中でなんだかひどく虚しくもあり、
飾ったようなことは嫌で自分の本音しか書きたくはなく、あたかも誰かに宛てて書く手紙のようにしか書けない文を躍起になって書いてるのがなんだか、
自己満足の垂れ流しみたいに思えて気持ちが萎えていたのだった。

実際、集中して書いてるとやたら時間がかかる。二時間、三時間、四時間、と平気で過ぎる。
馬鹿だなあ、この忙しいのに。 なにやってんだろ、おれは。 みたいな。

仕事の写真は撮ってあったので、パパッとそれを載せるくらいのことはできるんだけどなんだかそれも虚しかったりして。 虚しい病?

でもってここにこんなことを書いてるってことは、やっぱり何にも書かないでいると溜まってくるものがあるってことで、
それをこんなふうに出させてもらってココロのバランスをとっているのかもしれない。鬱になるのをくいとめてるのかもしれない。

ああなんだか自分がひどく暗く陰鬱な人間のようだけど、仕事上では全然そんなことはないんですよ。
電話でははきはき応対してるし、さあ、何でも作りますよーみたいなこころいきはいつでも見せてると思うし、製作に入ってしまえば、
慎重ではありつつもエネルギッシュにガンガンつくっているわけなんです。(ちょっと休憩は多いけど)

でもココロの奥の奥では、そういうこと全部が虚しかったりするんです。
もうやめよう。 くどいですね。
たんにいつもお金に困ってるから虚しいだけなのかもしれないし。
さしづめ、生きてくってことは、この虚しさとたたかうってことなんだろうな。

     

         □                 □


8日に納品した海ほたるの什器の一台が、これは根本的に連絡の不手際で、図面にあった間口寸法よりも現場の設置スペースが若干小さかったらしく、
70mm詰めてくれとその日の午後にもどってきた。 なんだかなー。 せっかく12枚の扉均等にばっちりつくったのに。

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しかも、天板も側もメラミン後貼りで仕上げた方を70詰めろっていう。

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もうメラミンの余分は、全く残ってない。ていねいにていねいに割れないようにシンナーではがして、背板や地板それぞれをバラして、
70ぴったりじゃなく2~3mm大きく切って、すき間に芯材を詰めて圧着して固めてから、今度70ぴったり短くなるように切って、
それをもう一度組み直して、はがしたメラミンにもう一度速乾ボンドを塗り、ゴミや削りカスや速乾のかたまりなんかを一つの見逃しもなく除去して、
元の場所に、側→前小口→天板の順で寸分の狂いもなく、ぴったりぴったりに貼らなきゃならない。
そんなことできんのかよー。 と思ったけどこれはもうやるしかないので、やった。

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まず、側と天と前小口のメラミンをはがす。

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こんなふうにシンナーを流し込みながら、すこしずつすこしずつ、はがしていくわけです。

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そして側板を外し、

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地板もはずして、背板に芯を詰め直し、

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クランプで圧着。

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背板も地板も棚口も70mmぴったり縮めて側板を再度組み直し、

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まず、側板のメラミンをぴったりぴったりの位置に貼り、

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次に前小口のメラミンを、長さ1800以上と長いので失敗しないようにこんなふうにコマを置いて、

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天板の稜線にぴったりに貼るためにこんなふうに木片をあてがいながら貼ってゆき、次に天板のメラミン、
1900×600の大きさのものをこれまた、すでに面を取った前側がぴったりぴったりになるように貼っていったわけだが、
もうこのあたりから写真なんかとってる余裕なくなった。

この本体のほかに、抽斗中箱と、抽斗前板、扉も詰めなければならないので、
けっきょく、この日の夜と次の日合わせて11時間くらいかけて、次の日は昼飯も食べないで、70詰めを完成させて
4時に赤帽さんのハイエースに載せたというわけでした。
縮まった什器の顔を撮っとけばよかったけど、現場の方は待ってるのでとてもとてもそんな暇はなく、それをお見せできないのが残念。

by kobo-tan | 2013-04-12 20:44 | 製作過程 | Comments(0)


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