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つくりものがたり

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2013年 05月 22日

ビルドイン 食器棚  その1




鎌倉のリフォームのお宅。
部屋の一角に食器棚を置くスペースがすでにしつらえてあり、そこにすっぽりはめ込むビルドイン食器棚。
建具にパナソニックの既製品を使ってあり、表面材をそれに合わせたいということでまたまた今回もオレフィン
合板となった。今年はもうこれでオレフィン家具は5台目!2月に1台目をやった時は「オレフィン久しぶり、3
年ぶりか?」と思ってたのが、こんなに。 続くときは、わけもなくつづくから不思議。 オレフィンは仕上げが難
しいのであまり歓迎ではないのだけど、まあぜいたくは言えない。

今回いちばん手間のかかるところ。 ガラス扉の框部分。
無垢家具専門の人から見ると、えっ、そんなことまでやんの?と言われそうなくらい、フラッシュの框組みは手間と時間がかかる。

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これ、細工が細かすぎてそれをいちいち説明するのも面倒なのではしょります。
まず、下地になる段欠きにしたラワンランバーの縦框横框を4枚分、各8枚を切りだし、4枚が正確に同じにな
るようにタッカーで留める。このとき、吊り元は後でスライド丁番のカップ穴を掘るので、その穴予定位置にス
チールの針が来ないように気を付ける。(これ、意識してやらないと、後で後悔する)

次にオレフィンの面材の縦・横のパーツを枚数分作り、ボンドで貼ってゆくんだけど、ウラは押さえ縁がくるの
で框の幅がその分小さく、したがって表側の横框の長さと、長さが変わってくる、この横框の長さ(表・裏2種
類)を完璧に合わせないと、下地のランバーとぴったり重ならないので、ここは時間をかけてほぼ完璧を期す。


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框に貼ってゆくのだけど、ずれたら1巻の終わりなので、絶対にずれないように両面テープを張り、

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そこにボンドを塗ってテープの保護紙をはがしオレフィンを貼って、

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ずれないように重ねてプレス。

途中ずいぶんはしょったけど、それでも説明するの大変。同業者じゃないとわからないと思います。 ゴメン。

by kobo-tan | 2013-05-22 23:33 | 製作過程 | Comments(0)


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