人気ブログランキング |

つくりものがたり

kobotan.exblog.jp
ブログトップ
2013年 06月 30日

キッチンカウンター下台収納

d0169209_1251877.jpg


ちょっと前後しますが・・・・
キッチンカウンターの下台(コンロ台収納、シンク台、ダイニング側カウンター下収納)、そのジョイントに3台を一気にかかります。
小型でも3台となるとパネルの数も多い。 バカ棒で頭ん中を整理して、集中して間違えないように進めます。

d0169209_1314378.jpg


でもひとつだけ間違えてしまった。
プッシュオープン扉を閉めるためのくわがた型ラッチを、留める位置に芯がなかった。
間違えた理由はわかっています。このプッシュオープン+くわがたラッチはこれまでほとんどかぶせ扉にしか使っていなかった。
かぶせ扉の場合、このラッチのためにわざわざ芯を入れる必要はないんだけど、今回は地板のみかぶせで、側と上はインセットでありました。
扉が上板の下に潜ると、扉の厚み分ラッチを下げなきゃならないからね!

リカバリーは・・・
ラッチでほぼかくれる必要最小限の穴を開け、ビス位置に芯があるように、芯のコマ切れをボンドを付けながら差し込んでふたをする。
これしかありません。
ポリ板の厚みは4ミリだから(ビスも効くだろう)なんて逃げちゃいけません。最初は効いてるように思えても、これ、何度も何度も開くたび閉じるたびに押されるところです。
そのうちにふがふががくがくになるのは必至ですもんね。

d0169209_364725.jpg


手伝いに来てくれた工房 蔵ー樹の神崎君に、詳細な穴位置を書いてパネルを渡し、

d0169209_1503825.jpg


五つの芯コマ切れをパズルみたいに差し込んでもらいました。
同じ厚みの芯なのでこれが実はたいへんなのです。神崎君、感謝。

d0169209_1594357.jpg


3台の中でいちばん大変だったのがこれ、コンロ台の抽斗収納。
右が通常の三段引き抽斗。真ん中がハーフェレ・ノヴァプロ。左が薄型ストッカーのハーフェレ・ベースユニット。
抽斗レールはどの段階で取り付けるかを常に考えとかないと、後で大変な思いをすることになる。
この場合、中方立ての2枚につくレールは先に取り付けてから組むことにした。すると今度は重くて組むのがたいへん。

d0169209_263285.jpg


ノヴァプロの抽斗の先板は、ガスコンロの配管をかわすために四角くくり抜き。

d0169209_29582.jpg


ノヴァプロの前板の取り付け。 深さもあるのでレ―リングは2本。

d0169209_2135391.jpg


こうなります。

d0169209_2144492.jpg
d0169209_2145694.jpg


奥行きが深すぎると引き出したときに邪魔だから、抽斗奥行きは450~500mmもあればいいんじゃないでしょうかと、設計の小森さんに進言しましたが、
抽斗は大きいほど使い甲斐があるというこれまでのお客さんの意見もあり、せっかくの注文製作なので仕込める最大のものを、との要望があり、
三段引き・ノヴァプロともに最大の600mmレールを使いました。
収納力ハンパじゃない!

d0169209_224889.jpg


今回初めて使ったハーフェレ・ベースユニット。
取り付けてしまえば、前板の調整幅もしっかりあって、ソフトクローズだし、それほど高くないし、(この手の金物、2万や3万はざら。これはそんなにしなかった)
なかなか使えると思うけれど、取り付けはけっこう面倒でした。
ちなみに、同梱の取り付け説明書の中の前板の取り付け方法の数字に2か所まちがいがあるので、
取説通りに前板を取り付けて本体をレールに載せるよりも、まず本体を仕込んでみてそれに前板を当てがって確認した方がいい。
見当違いのビス穴を開けないためにも、はじめての、特に込み入った金物は、まず現物合わせでいきましょう。

by kobo-tan | 2013-06-30 02:41 | 製作過程 | Comments(0)


<< キッチン家具取り付け      板接ぎ >>