人気ブログランキング |

つくりものがたり

kobotan.exblog.jp
ブログトップ
2013年 11月 19日

大きな本棚、製作日誌 3





11月10日 <組む>


d0169209_2031521.jpg
d0169209_20311224.jpg

配線部分の状況


d0169209_20323321.jpg

6台を組んでいくとなるとそれなりのスペースが必要


d0169209_20334592.jpg

W2548mm H2508mm D350mm


d0169209_2036364.jpg
d0169209_20363314.jpg

上下・左右の誤差もほとんど出なかった


d0169209_20431384.jpg

後貼りの面のジョイント部分をさらに削り合わせて、化粧ベニヤに目違い(段差)がないようにする



11月16日  <飾り棚部分の仕上げ>


d0169209_2051961.jpg
d0169209_20512387.jpg

開き扉の框部分はカバの白太部分。
ホワイトバーチの無垢材が手に入らなかったのでこれを使ったが、ベニヤの貼りものでつくるよりやはりこれが正解だったと思う。
若干、Wバーチの突き板よりも色が濃いが、やはり無垢の方が存在感がある。これにオイル塗装を施したら、
さらに輝きと深みを増してこの本棚に華を添えるはず。それを見たら、やっぱりベニヤの方が…なんて言うお客さんはいないと思う。


d0169209_2135028.jpg
d0169209_214367.jpg

かなり手間暇かかったこの二つの金物。ソフトダウンステーとドロップ丁番。


d0169209_2182718.jpg

正面の飾り縁は瞬間接着剤で固定。


d0169209_2194972.jpg

框上部には突き通しの手掛け。6Rの出丸カッターで。



11月17日  <扉の仕上げ>



d0169209_21131178.jpg

12枚の扉。
まず周り三方に突き板テープを貼る。
幅はすべて同じなのできれいに重ねて突き板部分を捨てベニヤで養生して、速乾ボンドを木口部分にスプレーする。


d0169209_21171373.jpg

突き板テープを貼ったあとに両側にはみ出たテープはこのテープカッターで切り落してゆくが、突き板テープが紙のテープと違うのは、
突き板があくまで木から削った天然のもののために木目の繊維の方向があり、不用意にさっさと切ろうとすると、食いこんだりえぐれて切れてしまったりすること。

それを防ぐには、板に貼った目の粗いペーパーで両角をガンガン擦って先に折り目をつけておくのがよい。
抵抗なくほとんどすーっと切れるようになる。


11月18日  <扉の吊り込み・完成>


d0169209_21335970.jpg
d0169209_21342491.jpg

扉を吊り込んで完成。扉同士のすき間の目地は均等に3.5mm。


d0169209_2137992.jpg

d0169209_2138385.jpg

無垢材を仕込んであったところはこうなる。
先に粗取りをして、両側にテープを貼って、出丸カッターの刃をうんと出して仕上げ掘りして、ペーパーで焦げ跡などを擦って消し、仕上げる作業。
手間がかかるし、カッターで掘るのはかなり危険な作業。集中力と技術を要する。


d0169209_21451218.jpg

目地の幅をそろえながら、框扉と開き扉のラインを合わせていくには、0.3mmの誤差を修正する精度がなければできません。
パネルソーの上下の定規を合わせて一度切り、上の定規が0.3程度大きいと判断。スリーエムの黄色の養生テープを定規に4枚貼り、上と下の寸法を合わせました。
テープの厚みは1枚当たり、約0.07mmです。

by kobo-tan | 2013-11-19 21:56 | 製作過程 | Comments(0)


<< Very far from home      大きな本棚、製作日誌 2 >>