つくりものがたり

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2014年 01月 16日

山のいぶき



Facebookより





中学時代、陸上部でハードルをやっていたのだが、ある日学校の廊下で音楽の先生に呼び止められ、「川上
くん、コーラス部ば手伝ってくれんね?」「はあ…」コーラス部は女子ばかりで、男子を入れないと四部合唱が
できなかったのである。それから、同じように引き入れられた友達と一緒に、合唱コンクール前は陸上部と掛
け持ち、朝錬や昼休み練習で曲をおぼえて四つか五つくらいコンクールに出ただろうか、たいてい予選で落っ
こちたけれども、3年の最後に出た熊日音楽コンクールでは優良賞をもらって非常にうれしかった。担当はバ
ス。歌った曲の中でもこの曲は今でもよく覚えている。とてもメロディアスで歌っていて気持ちよく、とくにラスト
の、「それーはー やまのー やーまーのーいぶきー…」から終わりまで、ろうろうと歌い上げ音量もマックス、
盛り上げて最後の「いーぶーきー」を歌い切るところまでの気持ちよさったらない。しかも一人じゃなくハモるの
だ。他の声部を聴きながら一番低いベース音で全体を支える感じ。今でもすごくリアルに思い出せる40年前
の出来事。夢も希望もなくなったと思うときは、とりあえず歌ってみたらいいと思う。それも一人じゃなく、誰かと
一緒ならばなおさら。





by kobo-tan | 2014-01-16 21:59 | ものがたり | Comments(0)


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