2015年 10月 29日
未来食堂 元・エンジニアが営む“定食屋のスタートアップ”が、飲食業界の定説を覆す!? ![]() こういうことが大変なのは、その時その時の機転と対応力がないとできないし、一人でこの空間とここに入る人数を捌かないといけないし、 それを考え始めるととてつもなくめんどくさい。本人がよほどしっかりしてないとできない。そんなの理想だと言う人は言うだろう。 でもそれがうまく行きはじめたらこんな楽しいことはないだろう。「まかない」なんて発想はとても面白い。基本的に人を信頼してる人でないと思いつかないことだ。 いろんな出会いがここで生まれるだろう。電車の中でスマホをいじってる人たちがここで出会うだろう。これをはじめた小林さんの企画力は素晴らしい。 でもこれから実行力が試される。常連さんのためだけの「身内だけの店」になることは慎重に避けなければならない。新しい人に対して常にオープンでなければならない。 考えなければならないことはたくさん。一瞬たりとも気を抜けない毎日が続く。 このカウンターの中は小林さんの「舞台」。その挑戦に拍手を送りたい。 ■
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by kobo-tan
| 2015-10-29 16:36
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2015年 02月 18日
ホーホストラーテンの「スリッパ」から、去年の10月にFB上で見つけた一葉の写真を思い出した。 杉本光生さんという方の、「沈静」 The calm world と題された写真。 この写真、好きなんです。 鼻緒が真中に寄っているところもいい。 惚れ惚れするような写真です。 ![]() ■
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by kobo-tan
| 2015-02-18 23:22
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2015年 02月 18日
FB友達である、イラストレーター・画家の深津千鶴さんから、いまアニメに取り組んでいて、起承転結の「転」のところばかり追加して、迷子になってしまい、軸になる物語が薄れてしまう、というようなコメントをもらったので、その返信として書いたものです。覚書として残しておきたいので、採録します。 いつも忘れたころにやってくる深津さんのメッセージもすごい!それ、最近ぼくが深津さんに見習おうとしてることなんです。というのは、FBの他の人の投稿を毎日すべて見てるとどうしても反応してしまう記事とかあるし、いろんな情報が頭の中を占めてしまうし、反応して言葉が湧いてくるとどうしても書きたくなってくるし、そしたらただでさえ金欠で次々に仕事こなさなくちゃならないオレなのにFBに時間取られてしまうので、これからは自分へのコメントかメッセージのある時だけ開いて、しばらく他の人の投稿見るのをやめようと、それを基本のFBとの付き合い方にしようと、深津さん流で行こうと思ったのでした。 ![]() ■
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by kobo-tan
| 2015-02-18 17:35
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2015年 02月 15日
平田オリザが高校演劇部を舞台に書いた小説「幕が上がる」。 地区大会突破を決めた翌日、部員たちはこれまで演劇部を引っぱってくれた吉岡先生が女優になるために教師を辞めることを知らされる。 吉岡先生は、演劇部みんなと、部員一人一人に宛てた手紙を残して彼女たちのもとを離れた。 さあ、これからどうする。 頼れる人はもういない。 手紙を開く。 蛇足をちょっと。 人を励ますことは、本当に難しい。 相手の中のたましいのようなところになんとか届く言葉はないものかと必死で探すのだが 自分の中から出てきた言葉がどうしようもなく嘘に思えて、つい口をつぐんでしまう。 それでもここで声をかけることは自分の使命だと感じて蛮勇を振るってかけた言葉は あなたを励ますのか 私を励ますのか わからなくなったりもする。 ■
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by kobo-tan
| 2015-02-15 12:14
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2014年 04月 29日
![]() Facebookへの投稿より… まれに、この本はまさに自分の(私の)ために書かれたんじゃないかと思うような本に出会うことがある。そういう本はほんの数ページ読めばすぐわかる。そういう時、ぼくは狂喜し、マーカーで線を引きまくり、思いついた言葉を書きこみ、しばらく没頭して読み終える。 ■
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by kobo-tan
| 2014-04-29 14:43
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2014年 04月 14日
Facebookに掲載したものです。 一昨年のリフォームの時に収納家具をつくらせていただいた鎌倉の和田さんから、ご主人の作品を壁に取り付けてもらえないかというご依頼で、家具ならぬ美術作品の取り付けをやってきた。作品は2007年に急逝された美術家和田守弘氏のものでとにかくでっかくて重い。ひとつは2300×910×180の真鍮板でできたキャンバスに描かれた4枚の連作「書物の水」。さすがに4枚は無理で、自宅ギャラリーの片側の壁に3枚プラス白い石膏のオブジェを取り付けた。もう片方には「無題」と題された油絵2000×2000(2枚分割)。芯が450ピッチにしか入っていない普通のお宅の壁に、地震の時に前に倒れてこないようにきっちり取り付けるのはことのほか難しく、大きくかつ重いため旧知の舞踏家、秀島実氏に取り付けを手伝ってもらったにもかかわらず、朝9時から昼食抜きで2時までかかってしまった。壁の上の方を見ながらの作業も多くへとへとになったけれど、終わってみれば奥様の弥生さんのイメージ通りにできたようで、とても喜んでもらえてよかったです。 ![]() 秀島さんの見立てによると、和田氏の作風は琳派の影響が強いそうです。青の部分は川であると。僕の見立てでは白いオブジェは大天使ミカエル。ー この写真に写っている友達: 秀島実 ![]() ![]() ![]() ■
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by kobo-tan
| 2014-04-14 21:43
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2014年 04月 02日
お久しぶりでございます。 2月初めからなんだか続く仕事に追われて、更新する余裕がなくて。 写真は少なからず撮り置きしてはあったのですが。 またぼちぼち始めます。 とりあえず今日は、またフロントロードに挑戦か?というお話。FBに載せた件です。 もう8~9年の付き合いになるヴィンテージオーディオショップオーナーの大澤さんから電話で、「またフロントロードの引き合いが来てさ、一回は断ったんだけどね、いくらならできる?ってしつこく聞かれるもんでね、またあれ、作ってくんないかなあ」写真の箱型の、前にぱっくり口のあいたスピーカーのことなのだ。大澤さんと付き合い始めてまず取り組んだ複雑怪奇な代物である。ワンペアを7~8回作ったろうか。いちばん最後につくったのが2007年か2008年だからやがて6年くらいたつ。その後大澤さんの音の追究はスピーカをくるむ箱そのものを厭って驚くほどシンプルなドーナツ型の平面スピーカーに移行していったのでこの難物をつくることはなくなっていた。なんせこのフロントロードというやつ、ドイツ製の年代物のヴィンテージスピーカーが箱の床にすれすれのところに傾いて下を向いてついており、その音が箱の地板から背中をぐるっと回って前に抜けてくるのである。うーん、悩むなぁ。ベニヤ板に原寸で描いた正面図と側面図は残っているけれど、思い出せるだろうか、その精妙な作りを。また定期的に作るのならまだしも、これ一度きりだとつらいなあ。一人じゃ抱えられないほど重くなる、メープルに15mm厚のフィンランドバーチの鏡板をかませた框作り。正面はなだらかな曲面になる。また挑戦してみるっぺかなぁ。うーん、思案のしどころ ![]() ![]() ![]() ■
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by kobo-tan
| 2014-04-02 21:31
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2014年 01月 31日
家具、そろそろアップしますが、もうひとつ吉野弘さんの詩を。 こういう散文詩が吉野さんの本領でもあるかなと思います。 facebookに掲載済みですが、こちらにも掲げておきたいと思います。 吉野弘さんの、「茶の花おぼえがき」という散文詩です。 ■
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by kobo-tan
| 2014-01-31 15:58
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2014年 01月 16日
Facebookより ■ 中学時代、陸上部でハードルをやっていたのだが、ある日学校の廊下で音楽の先生に呼び止められ、「川上 くん、コーラス部ば手伝ってくれんね?」「はあ…」コーラス部は女子ばかりで、男子を入れないと四部合唱が できなかったのである。それから、同じように引き入れられた友達と一緒に、合唱コンクール前は陸上部と掛 け持ち、朝錬や昼休み練習で曲をおぼえて四つか五つくらいコンクールに出ただろうか、たいてい予選で落っ こちたけれども、3年の最後に出た熊日音楽コンクールでは優良賞をもらって非常にうれしかった。担当はバ ス。歌った曲の中でもこの曲は今でもよく覚えている。とてもメロディアスで歌っていて気持ちよく、とくにラスト の、「それーはー やまのー やーまーのーいぶきー…」から終わりまで、ろうろうと歌い上げ音量もマックス、 盛り上げて最後の「いーぶーきー」を歌い切るところまでの気持ちよさったらない。しかも一人じゃなくハモるの だ。他の声部を聴きながら一番低いベース音で全体を支える感じ。今でもすごくリアルに思い出せる40年前 の出来事。夢も希望もなくなったと思うときは、とりあえず歌ってみたらいいと思う。それも一人じゃなく、誰かと 一緒ならばなおさら。 ■
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by kobo-tan
| 2014-01-16 21:59
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2014年 01月 10日
Facebookへの投稿記事です。 ■ 20代の頃から勝手に一方的に師とお慕い申し上げている山田太一さんのお話が昨日の朝日に載っていました。長くそういうふうに思っていると、これはあの方にはどう見えるだろうか、これについてはどう考えられるだろうかと、知らず知らずのうちに氏の視点でものを見ているようになり、自分の見かたと区別がつかなくなり、もうそれが自分の考え方になってしまうというか、氏の言葉を使わなければ自分の考えを話すことができなくなってしまったという気がする。そういうふうにして人間は何かを継承していくものなのかもしれません。 ■
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by kobo-tan
| 2014-01-10 15:57
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