2018年 05月 03日
Oさんからのもうひとつの注文は自転車を壁にかけてつるしておくためのボックス。 海外のDIY系サイトから見つけたこういうもの。 そこに箱を差し込んで、上下からジョイントコネクターボルトをねじ込んでしっかりと固定します。
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by kobo-tan
| 2018-05-03 20:43
| 製作例
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2017年 08月 14日
始まった鎌倉のS邸キッチン。 開始早々超難物の2600 先 ステンレス先端を二段階に曲げて厚みを薄く見せる複雑な 設計士の図面読み解きから始め、施工図を描き、前後左右、3か所ある開口の寸法も何度も確認。 ステンレス屋さんにでき上がっているステンレス部分と食い違いが出ては目も当てられない。 この大きな、部分的に細い桟でしか繋がっていない物体をしっかり固めるには、ボンド接着プレスが必須。 本体を3っつの この建具用の小さなプレス機に、先端を支柱から出したりしながら入れてプレス。 だんだん重く動かなくなってくるのに耐えながら、それを4回に分 ほぼ一週間がかり。今の重さ約 プレスに入れるごとに汗だくになり、今日はT 最初は出来るかどうか全く確信がなかったが、やりながら突破口が見えてきて、なんとかやりおおせた。 我ながら、全部一人でこの小さなプレスでよくや これを平塚のステンレス屋に持っていくのに赤帽さんのト さらにガラス屋のトラックの荷台にある ステンレスと一体化すると約120kg。搬入経路は思 ど ま ▲
by kobo-tan
| 2017-08-14 15:23
| 製作例
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2017年 08月 03日
最初にお話しをもらったのは2013年の6月。 それからいろんなことがあって、やっと動き出したのが去年の6月。 足掛け4年とひと月かけて逗子のお宅のリフォームが完成した。 折れ戸一枚を撤去し、他の折れ戸を裏にスチールプレートを取り付けて折れ戸でなく引戸に変え、 撤去した一枚分のスペースを区切って棚板収納にし、プッシュオープンの扉を付けた。 なんせ通路が狭く、大きな扉が撮りづらく、開いたところは撮りそびれてしまった。 それをTVボードの焦げ茶色に合わせた、濃い色の飾棚収納にしたいということで… やっと施主さんのイメージ通りの形に到達して作ることができた。 ウォ―ルナットの突き板で作り前小口は無垢材、塗装はオスモのウッドワックスオパークの黒拭取り仕上げ。 タモの無塗装。ビスも釘も使わず接着剤のみで組んでいます。
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by kobo-tan
| 2017-08-03 19:14
| 製作例
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2016年 04月 28日
壁などに固定されるものではなく、お店の空間の中に置かれて、前後左右上面すべてが見える什器を「島什器」と言ったりします。 壁にくっついていないキッチンをアイランドキッチンというのと同じ。 下面以外はすべて化粧面で、ビスなど見えてはいけないので、相応に手間がかかります。 これは、平塚美術館の中にあるパン屋さんの、商品を載せる什器です。 ![]() ![]() 下にキャスターがついていて動かせます。 ![]() タモの突き板に、サンメントという什器でよく使う飾り面を嵌めこんでいく作りです。 ![]() このサンメントを額縁のように嵌めこんでいくのですが、45度の留め先のところに隙間があいてしまうとカッコ悪いので、 慎重に長さを切って行き、きつめに嵌る長さで止め、まず短い方を嵌めて、次に長い方を少したわませながら、 ギュっとはめ込むのがコツ。 しかし今回のは幅45mm、高さ21mmというけっこう大きなものだったので、接着をどうするかで手間取ってしまった。 大きくなると、切り口の小口面積が大きく、横の材との接触面が大きくなるので、きつめだとなかなか入りにくく、 ハネムーンボンドを使ったり、瞬間接着剤を点付けしたりしましたが、はじめに入れた材がすぐ固定されてよけいに後の材がはまりにくくなるので、 最後は普通の白ボンドを点付けしてぎゅっと嵌めてしばらく放置。これがいちばん早かった。 個別の条件に合った、最適の方法を見つけるのはむずかしいものです。 ![]() 周囲ぐるぐる化粧なので、側面と背面との2か所の角は今回「ヒモを回す」というやりかたで納めました。 突き板が横目使いでもあり、無理して突き板同士の留め加工にすると、角先が極端に弱くなり、何か当たるとすぐ破損する。 かといって、下地のラワンが見えるのでペーパーで丸めることもできません。 こういうときは突き板と同じ厚みの、2.5mm角の細いタモ無垢材を瞬間接着剤で角に埋め込みます。 無垢材と突き板が完全にツラになるまで調えてから、無垢材の角を1.5~2アールくらいに面取りします。 ![]() 天板のすべての角も、1.5アールくらいに面を取って、ぶつかっても危なくなく、どこを触っても手に馴染みのあるような仕上げをして完成です。 ▲
by kobo-tan
| 2016-04-28 19:57
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2015年 12月 30日
昨日12月29日は、ナラのテーブルを東京・田端のTさんのお宅へ納品に。 ![]() 陽が燦々と降り注ぐ2階のリビングに置きました。 こんなに明るくて温かな場所の真中に置かれて、このテーブルも本望です。 ![]() 脚は前回のクリテーブルと同じ八角形ストレートの73mm角ナラの一本ものの4本脚。 短辺にも座れるようにほぼ四隅ぎりぎりに取り付けた。 構造設計専門の設計士さんでもあるTさんに、思ったよりもかなりしっかりしてますねと言っていただいた。 ![]() こんなに陽があたって、温まって上側が伸びて反るかしら。 それとも、上側が乾燥して反対側に反るかなぁ。 いまが気持ち上反り気味になってるので、まあ垂れることはないだろう。 それに30mm厚みの天板のこの重さだから、がたつくこともまずないでしょう。 時間がたつごとに、陽に焼けて、まだ白っぽい天板の色が飴色に染まってくることだろう。 ご自分でも木でいろんなものをつくったりされるTさん。 2時間も長居をしていろんな話をさせていただきありがとうございました。 帰りは20代の頃に住んでいたあたり、目白通りから新目白通り、山手通りを通って帰ってきました。 ほぼ30年ぶりに通る目白通りは、何もかもすっかり変わっていて、初めて通る道のようでした。 あの頃住んでいた南長崎のアパートから目白駅までの約30分の道のりを、いろんな思いを抱えて歩いたのでしたが、 目に触れるものはすべて移り変わり、残るのは思い出のなかだけです。 ああしかし、車で行けども行けども街、また街。東京はどうしてこんなに大きいのだろう。 そこにこれでもかというくらい、たくさんの人、また人です。 常に新陳代謝を繰り返して、東京という大都会は生き延びているようです。 そこにもひとりひとりの、そして一千万の暮らしがあります。 ▲
by kobo-tan
| 2015-12-30 12:36
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2015年 10月 20日
![]() 10月初めに納品したクリの4本脚テーブル。 天板裏にビス穴の開いた座金を取り付けて、脚をくるくる回しながら固定するタイプです。 胡坐でも座れる座卓にもしたいということで、脚を取り換えられるように、このやり方にしました。 短い脚を4本つけての納品です。 ![]() ![]() ![]() ▲
by kobo-tan
| 2015-10-20 17:30
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2015年 10月 20日
2015年 10月 20日
![]() ![]() ![]() ![]() 島津さん、写真お借りしました。 折り畳みテーブルを開くのは停船時だけと言っていたので、航海時はこんなふうに手を掛けるための台みたいになって、 大きさも邪魔にもならず、いい感じかなと思った次第。 コーヒーカップもカップホルダーにぴったり。 ▲
by kobo-tan
| 2015-10-20 17:08
| 製作例
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2015年 10月 20日
FHIさんからの依頼で作った、食器棚と、棚をリメイクした抽斗。上手くピッタリと納まって、こちらもホッとしています。 ![]() ナラ突板の吊戸棚と、ステンレス天板の抽斗収納。 右端が最上段を扉、その下から4杯の大きめの抽斗にリメイクしたトールユニット。 ![]() ステンレスの天板部分が、現場の凹凸に合わせた変形ものでしたが、上手く納まってよかった。 ![]() 間口が狭く、奥行きが深い棚はたしかに使いづらいですが、こんなふうに抽斗にしてしまうと、 大容量の抽斗を手前に全て引き出せるので、空間を有効に使うことができます。 なかなかのアイデア。 抽斗の製作と施工はかなりリスキーなのですが、これはうまく納まりました。 現場の寸法取りと、FHIさんスタッフの取り付け作業が上手だったということですね。 ▲
by kobo-tan
| 2015-10-20 00:07
| 製作例
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2015年 08月 27日
6~7月に作らせてもらった家具。フリーハンドイマイさんの施工写真をもらったのでとりあえず掲載。 製作過程の写真もたくさん撮ってあったりするんだけど、いまはゆっくり振り返って解説してる余裕がないので、 それはあとで余裕ができたらまた載せます。 アメリカンチェリーのL型キッチン ![]() ![]() ナラのブラウン塗装アイランドキッチン ![]() タモのランドリーシェルフと食器棚 ![]() ▲
by kobo-tan
| 2015-08-27 11:50
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