1 2011年 06月 26日
2011年 06月 26日
![]() 壁面が90度に折れ曲がるその場所に置く家具なので、かたちが分かりにくい。 かたちがわかりにくい家具は、もちろんつくりにくい。 ![]() こちらは折れた側。この空間にワインセラーが入るらしい。 その左は、取り付け済みの収納家具の右側に接続。 ![]() 薄型収納の扉の手掛けは、扉ではなく本体側板に欠き込み加工した無垢材を取り付ける凝った仕様。 ![]() そのため巾木部分もでっぱり引っ込みがはげしい。 ![]() 天板を付けると、さまになってくる。 右の一段下がったところにキッチンのステンレス天版の左端が乗っかる。 ![]() 今回はたけのこをとにかく面のセンターにもってくるというオーソドックスな貼り方でいきました。 ![]() ![]() 最後に、ワインセラーのスペースにタモのルーバーを取り付けて完成。 ![]() ▲
by kobo-tan
| 2011-06-26 00:03
| 製作例
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2011年 06月 20日
2011年 06月 18日
![]() キッチンバックカウンターの下部収納の抽斗なので、機能性と動きのスムーズさからハーフェレのノヴァプロを使っています。 ![]() 去年、平塚の訓練校を出て今修行中のS君に手伝ってもらっています。 家具金物はほんとうにたくさん種類があるので、いろんなタイプのものに慣れておくことは大切です。 ハーフェレはドイツの家具金物メーカー。ドイツ金物のマニアックさと精度は、他の追随をゆるさない。 サリチェのスライド丁番など、動きの安定度と調整のしやすさは日本製の数段上です。 ▲
by kobo-tan
| 2011-06-18 01:03
| 製作例
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2011年 06月 09日
![]() 本体:タモ無垢材 棚板、ワゴン:タモ突板 扉:タモ無垢フラッシュ 塗装予定:アンティーク塗装 ![]() ![]() ![]() ![]() 扉は4mm無垢のランバー芯フラッシュなので、突板のリピート模様よりも存在感あり。 ![]() ![]() 小口の芯材部分にはタモの同材を仕込んだ。 上面のの4mmタモ無垢の小口はあえてそのままに。タモの積層がよくわかる。 ![]() 配線用の半円穴 ![]() ツマミもタモです。 ▲
by kobo-tan
| 2011-06-09 23:01
| 製作例
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2011年 06月 05日
3月にやった仕事でロシアンバーチの端材がいっぱい出て、 薪にするのはもったいないし、(高価です!)なにかにしたいと思っていたところ、 イヌイットファニチャーの犬塚さんからヒントをもらって、つくってみたのがこれ。 ![]() 十字型の「鍋敷き」からはじまって、 三角、四角と興の赴くままに星までいった。 ![]() 鍋敷きにするのはちょっともったいない気がしてきた。 ペーパーかけて、面取りもして、きれいに仕上げて、木肌美人という塗料も塗った。 これは、オイルだと濡れ色がつきすぎてホワイトバーチ(白樺です)の美しい白さがなくなってしまうので、 ほとんど濡れ色がつかない保護塗料。 ![]() バーチ材はすべておなじ白樺の積層材なので、縞模様になる小口がきれいだ。 フィンランドやロシアではもともと構造用の合板としてつくられていたようだが、(白樺いっぱいあるだろうし・・) そして、合板の小口はかくすのが普通なのだが、これにかぎっては意匠として見せることのほうが多い。 というか、小口を見せるためにこれを使う。 さて、五芒星形。 ![]() 五芒星形の出っ張りをなす五つの二等辺三角形はどれも、短辺(底辺)に対する長辺の比が黄金比1.618・・・・・に等しいという性質を持つ。 黄金比、すなわち外中比は・・・・ 線分をa,bの長さで二つに分割するときに、a : b = b : (a+b) が成り立つように分割した時の比 a : b のことで、もっとも美しい比とされている・・・ ・・・実際に線を引いてみて、a とか b の文字をつけて区切ってみるとわかります。 やってみるとなんか単純なことなのに、じつは深い。 なぜって、これ√2や円周率なんかと同じように、循環しない無限小数、すなわち無理数なんだ。どうして? ![]() はっきりいって、そんなことどーでもいいことなんだけど、 この比が、植物の葉のつき方から、銀河の構造に至るまで関係しているらしいとなると・・・・ え、なんで、なんでなんで、ミステリーやん、サスペンスやん。 そこいらの三文ミステリー小説なんか屑かごゆきですよ。 ▲
by kobo-tan
| 2011-06-05 00:42
| minimal thing
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2011年 06月 02日
昨今は、ブログに載せたくなるようなはなばなしい家具も少ないので、 なかなか更新できません。 それで、ひさびさに時事ネタをひとつ。 先月末、大阪府の橋下徹知事率いる地域政党「大阪維新の会」の大阪府議団が、教員に君が代の起立斉唱を義務付ける全国初の条例案を提出しました。 同知事はその狙いを、「公務員の規律厳格化」と説明。複数回違反すれば懲戒免職とする方針も示しています。(5/26付 朝日新聞より) 不勉強で橋下という知事のことは、弁護士である程度しか知りませんでしたが、結局こういう人だったのですね。 「3アウト制くらいにして、3回違反すれば免職とするルールにすれば良い」とも言っています。 「思想良心の自由でなく、組織マネジメントの問題だ」とも。 そして30日には追い打ちをかけるように、「校長の教職員に対する国歌斉唱命令は合憲」という最高裁判決がありました。 ああ、さびしい国ニッポン! 立って歌わない先生たちは、立ってウタエナイのですよ。 ご自分の勉強や、経験、教え子との出会いや、いろんなことから考えを深められていって、国歌をできるなら歌いたいのに歌えない、歌う気になれないんですよ。 そんなやさしいひとたちに対して、和をもって貴しとなす日本人はツメタイ。 橋下や石原のようなファシストがでてきても、卒業式で国歌を歌えなかったり、ピアノ伴奏ができなかったりしてノイローゼになる先生に同情はするのかもしれないけれど、 けっして、その国歌を検証しようという気運はでてきません。 そして、 こういうこと全部を、こどもたちは見ています。大人のあいまいさもごまかしも、傍観も判断放棄もすべて。すべてを見ながら大人になってゆくんです。 内田樹氏がブログで、彼流の「大人の」論理で、このことを論じています。その中の言葉を引いておしまいにします。 橋下知事は弁護士であるならば、内田氏のブログ記事について、私たちを納得させる理路整然とした反論を行う義務があると思います。 「国歌に敬意を払わない人間を処罰する国家は、なぜ敬意を払われないのかについて省察することを拒絶した国家である。 ふつうそのような国家に敬意を払う人はいない。」 ▲
by kobo-tan
| 2011-06-02 11:13
| ものがたり
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